こんにちは!
今は『自律神経』のお話をさせていただいておりますが、今日は特別編で『旬の野菜と健康』についてお伝えしたいと思います。
7月に入りましたね!今月の下旬には夏休みに入る学校もあるかと思います。過去に「冬の野菜」などはお伝えしましたが、ふと、夏がない!!と思い、今回は特別編でお伝えしようと思います。今日は図やイラストがちょっと多めです。
さて、夏の野菜が店頭に並ぶようになってきましたね!みなさんは夏の野菜というと何を思い浮かべますか?私は、夏というとオクラやみょうがなどが真っ先に浮かんできます。
近年では、年中野菜の収穫が可能になり旬がわかりにくいのが現状ですね。本来、旬の時期の食材は美味しいことは言うまでもなく、抗酸化力・各種成分も豊富で濃厚で、旬の食材をその時期に食べることがやっぱりベストなんですね!下図の表をご覧ください。
これは、最初の図のグラフが「トマトの栄養成分の季節変動」
もう一つの図が、「にんじんとじゃがいもの栄養成分の季節変動」です。
①トマトの栄養成分の季節変動
②にんじんとじゃがいもの栄養成分の季節変動
グラフ内の赤線は成分表値です。青線がそれぞれの時期の100g中の含有量ですが、
グラフA(トマト)そして、グラフC(にんじん)の「カロテン」(可食部100g中の含有量)をご覧いただくと夏の時期は成分表値を大きく上回っていることがわかりますね。
同様に
グラフB(トマト)とグラフD(じゃがいも)の「ビタミンC」(可食部100g中の含有量) についての値ですが、やはり夏の時期は成分表値を上回っていることがおわかりいただけると思います。
ところで・・・
ビタミンC は知ってるけど、カロテンってなぁに?との声が聞こえてきますので簡単にご説明しましょう。
カロテンとは、ニンジンやカボチャ、ブロッコリーなどの緑黄色野菜に含まれる成分で、体内でビタミンAに変化し、角膜や皮膚の保護、老化予防や免疫の向上などの働きがあると言われています。
旬の野菜はおいしいし、栄養成分値も高いのでぜひ召し上がってくださいね!
せっかくなので、旬の野菜一覧表と成分変動を資料として載せておきます。ご覧ください。
ありがとうございました。
国際保健技療学会
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