こんにちは!
年末そして年明けから本格的に寒くなりましたね。寒くなると『冷え性』に悩まれる方が少なくありません。今回はこの『冷え』をテーマにしたいと思います。
まず、改めて『冷え』ってなぁに?からはじめましょう。「イヤイヤそんなことわかってるよ!」と言われそうですが(笑)。冷えと言っても「冷え性」のかたと「低体温」のかたがいます。
冷え性は、人が寒さを感じない温度なのに手足など特定の部位が冷たくてつらいために自覚しやすいと言えます。また、冷え性の方は体温を測ると正常であることも多く、触ると冷たいということでもありません。
一方で低体温は身体の深部体温(直腸など)が低いため、身体の中が冷えています。また、自覚しにくいことが冷え性と違います。低体温になると、冷えによって血流が悪くなり、免疫力が低下するため、病気になりやすいといわれています。
下の表をご覧ください。「体温と年齢と免疫力」です。
みなさんも聞かれた事があると思いますが、体温が1度下がると免疫力が30%~40%も低下するそうです。これは、免疫力を司る白血球の働きが体温が一度下がると30%低下するためと言われています。
この表を見て納得したのですが、赤ちゃんや子どもが寝るときって暖かくなりますよね。こういうことか!と思いました。
30歳を過ぎると就寝時体温が低くなるんですね。確かに今は手が熱くなったりしないなぁと思いました。
さて、今回は「冷え性」に注目してみましょう
人間の身体は外気温にかかわらず身体の中心部分にある内蔵の周りを一定にキープするため体温調節をしています。
そのため、今のように寒い季節なら
① (皮膚で)寒さを感じる→脳に伝達
② 脳に伝わると、体温調節をするよう調節(自律神経)
③-1筋肉を震わせて熱を作り出す
③-2毛細血管を縮めて皮膚表面の血流を減らし体内の熱を逃さないようにする
③-3身体を縮めて丸くして熱を逃さないようにする
この仕組みが、不規則な生活習慣やストレスなどによって自律神経のバランスが乱れると『冷え』の原因になります。
体温調節の仕組みがうまく働かない原因について考えてみましょう。
①の寒さを感じる皮膚がきつい下着や洋服などで体を締め付けたりすると血行が滞り、皮膚感覚が麻痺して寒さをうまく感じられず冷えの原因になります。
次回も冷え性の原因について考えていきましょう。
ありがとうございました。
1月になり一部の地域を対象に『緊急事態宣言』が行われました。新しい生活様式の中で私たち一人ひとりができることを実践して感染拡大防止に努めましょう。
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